クレジットカード比較 おすすめの1枚 > トップページ

クレジットカードの年会費

クレジットカードの年会費とは、カードを1年間所有するための年間所有料金と考えるいいでしょう。所有するための料金なので、カードを使っても使わなくても年会費は発生します。
年会費はカードによって幅広く設定されています。年会費永年無料(ずーっと年会費が掛からないカード)から年会費1万円、2万円と高額な年会費が掛かるカードや、中には年会費10万円、20万円と超高額な年会費が掛かるプレミアカードまで様々です。年会費が永久無料のカードから超高額なカードまでありますが、お店でカードを提示してモノやサービスをカード支払いで購入するというクレジットカードの基本機能に違いはありません
一般的に年会費が高額なほどカードに付帯しているサービス(海外・国内旅行傷害保険、空港ラウンジ利用やショッピング保険など)が手厚く充実しています。ゴールドカードやプラチナカードなども年会費は高額な傾向にあり、富裕層の方は、そういったプレミアカードが持つステータスや優越感に年会費を支払っているというケースもあります。

年会費無料カードと年会費有料カード、どちらが得?おすすめ?

年会費無料クレカと年会費が掛かるクレカ、どちらが得か?
旅行保険やショッピング保険などの付帯サービスが必要ではないなら、年会費無料カード(条件付き年会費無料カードを含む)がお得なケースが大半です。年会費が掛かるカードには旅行保険やショッピング保険が付帯していて、その費用が年会費に含まれているからです。
また、年会費が掛かるけれどポイントプログラムでポイント優遇(ボーナスポイントなど)されるカードもありますが、還元率だけで比較するとたいていは年会費無料のほうがお得です。ポイントで年会費を回収するにはかなりのカード利用金額が必要になります。なので、節約のためにクレジットカード利用するなら、年会費無料カード(条件付き年会費無料カードを含む)がおすすめです。

年会費無料でカード会社は儲かるの?

年会費無料カードでも、ポイントが付いて1%以上還元される高還元率なカードや、さらには旅行保険やショッピング保険が付帯しているカードがあって、本当にカード会社は儲かっているの?と疑問に思うことがあります。
勿論、答えは、年会費無料カードでもカード会社は儲かります。儲からないなら、年会費無料クレカは存在しないでしょう。
カード会社の収益の仕組みは?というと、私たち(カードホルダー)がお店(加盟店)でカード支払い(買い物を)すると加盟店は約1%〜10%の決済手数料をカード会社へ支払います(決済手数料は業種によっても異なりますが、多くは3〜7%ぐらい)。そのクレジットカード決済手数料がカード会社の収入となっているのです。つまり、年会費永年無料でも高額な年会費のカードでもカード利用してもらえれば、お店(加盟店)からカード会社へ決済手数料が入る仕組みになっているのです。年会費を払ってまでクレジットカードを持たないという人たちにクレジットカードを所有して、利用してもらって、客層の裾野を広げるために年会費永年無料カードを設定しているんですね。

カード決済手数料は、お店が支払うもの

時々、カード払いで料金を支払おうとすると一括払いにも関わらず、お店からカード決済手数料を追加で要求されることがあります。
カード決済手数料(加盟店手数料)はお店(加盟店)がカード会社へ支払うものと取り決められているので、カード会員(カードホルダー)が支払う必要はありません。しかしながら、如何わしい店ほど、こういった要求をしてくる場合があります。そういったケースに出くわしてしまった場合は、拒否する、現金払いする、そういった店は利用しないといった対応が必要です。支払ってしまった時にカード会社へ交渉すれば取り返してもらうことができるケースもありますので、一度カード発行会社に相談してみるのも手です。

年会費の種類

年会費永年無料のほかに「初年度年会費無料」や「条件付き年会費無料」というカードもあります。
初年度年会費無料とは、1年目は年会費無料だけれど、2年目以降は年会費が発生するというものです。お試しに1年間利用してみて、2年目以降も使うかどうかを決めることができるのがメリットです。もちろん1年経たずに解約をしても罰金などのペナルティはないので安心して下さい。申し込み時に「初年度」という文言を見落として、年会費永年無料と勘違いしないように気をつけましょう。

条件付き年会費無料というのは、ある条件(例えば年間カード利用5万円以上など)を満たせば、翌年度の年会費が無料になるカードです。この手のカードは元々、年会費が有料のカードなので、年会費永年無料と比べるとお得なカードが多いのも特長です。自分のカード利用状況からみて条件さえ満たせそうなら、条件付き年会費無料カードをメインカードとして使うのも賢明な節約方法のひとつですね。
また、条件付き年会費無料は、まず間違いなく、初年度年会費無料です。カードを取得する前に条件を満たせませんからね。

年会費無料カードの種類
年会費の種類 年会費の要否 特徴や注意事項
年会費永年無料 不要 ずーっと年会費無料。但し、カード発行会社の会員規約変更により、年会費有料になるケースがあるため、注意が必要です。その場合、年会費が有料になる旨の連絡があり、一定の猶予期間が設けられるので、突然、年会費を請求されることはありません。
初年度年会費無料 1年目:不要
2年目以降:必要
カード取得してから1年間は年会費無料です。2年目以降から年会費が発生します。気に入るかどうか1年間お試しでカード利用できるのがメリットです。気に入らなければ、1年経つ前に解約してもOKです。
条件付き年会費無料 条件をクリアすれば不要 「年1回のカード利用」「年間○万円以上のカード利用」など一定の条件をクリアすれば年会費が無料になります。「年間カード利用額10万円以上」なんて場合もあるので事前に条件を確認しましょう。もともと年会費が有料のカードなので、無条件で年会費無料のカードよりもお得なカードが多いのも特長です。

まとめ−クレジットカードの年会費について

  • 年会費が無料でも高額でもカードの基本機能は同じ
  • 節約のためだけなら、年会費無料カードがおすすめ
  • 条件付き年会費無料は、年会費永年無料よりお得なケースが多い