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クレジットカードの審査

クレジットカードを申し込むと、まずカード会社による入会審査があります。何事もなく審査に通り、カードが届くとあまり入会審査を意識しませんが、審査に落ちたりすると途端に「収入は多いのに、なぜ審査に落ちたのだろうか?」と考え込んでしまいます。また、収入が安定していなかったり、過去に審査に落ちた経験のある人は、「どんなことが審査されているのだろうか?」と疑問に思っているでしょう。
クレジットカードの入会審査では、意外と些細なことで審査に落ちる場合もあります。事前にカード審査についての基礎知識を知っておけば、無駄に審査に落ちることを予防できたケースも少なくありません。そのためにも、このコーナーでは、クレジットカードの審査についての基本的な知識を紹介します。
なお当サイトでは、そもそも審査に通らない社会的信用のない方が無理矢理、審査に通るための裏技テクニック的な知識は紹介していませんので、ご了承下さい。

どんな項目が審査されているのか?

クレジットカードの審査に用いられるのは、大きく分けて2つの情報です。カード申込用紙に記載する情報(年収、勤続年数など)と「信用情報機関」から参照する情報です。それらの情報を用いて、カード発行会社独自の基準で審査が行なわれます。
クレジットカードの審査に用いられる項目
カード申込用紙に記載する情報
 収入について
  職業、勤務先、勤続年数、年収、雇用形態など
 住居にについて
  居住形態(持ち家、賃貸など)、居住年数、電話連絡可能か否かなど
 個人情報について
  年齢、家族構成
信用情報機関の情報
 個人信用情報(クレジットヒストリー)
  カードの使用履歴(返済状況、支払い延滞の有無など)
次にこれらの情報をどのような視点で審査しているのかを解説します。

収入、職業についての審査

収入、年収
クレジットカードの申込用紙に年収を記載しますが、ここで注意したいのが、手取り額で書かないこと。税込みの年収額で書きましょう。カード申込用紙に記載する年収(収入)はあくまでも自己申告になります。わざわざ少ないほうの額を書いて、審査に落ちるなんてことのないようにしましょう。
クレジットカードは何らかの収入がないと作れません。預金収入、家賃収入、年金でも収入があるとみなされるのでクレジットカードを作ることができます。ちなみに配偶者、学生(子供)の方は、収入のある人の家族ということでカードを作ることができます。
職業、勤務先、勤続年数、雇用形態
カード審査では、安定した職業で勤続年数が長いほど有利です。医師や弁護士は最も有利な職業とも言われています。そのほか知名度の高い一流企業勤めや公務員の方なら、まず問題ないと思ってよいでしょう。
年収(収入)が多くても、自営業や自由業(フリーランス:デザイナー、芸能人など)の方は安定収入が見込みにくいため、カード審査では不利といわれています。パート、アルバイト、フリーターの方や派遣社員・契約社員の方、働き始めたばかりの勤務年数の短い新入社員の方も収入の点では不利になってきます。
「フリーターだからクレジットカードを作るのは無理。。。」と諦める必要はありません。もちろん年収面では不利ですが、とりあえず1枚でもクレジットカードを作って、クレジットヒストリー(通称:クレヒス)を蓄積することで年収面をカバーすることができます。
勤続年数についは、長ければ長いほど、安定的な収入があると見なされるため有利です。雇用形態も同様に契約社員、派遣社員、期間従業員よりも正社員のほうが安定という面で有利になります。

ゴールドカードの年収についての審査基準は?

一昔前?(10数年前)まではゴールドカードは、一部のリッチな富裕層だけが所有するレアなステータスカードでしたが、ここ最近、ヤングゴールドカードや格安年会費ゴールドカードなどの登場により、ゴールドカードの敷居はかなり下がってきています。とはいえ、三井住友VISAゴールドカードやJCBゴールドといった代表格的なゴールドカードの審査基準は決して低くありません。(カード会社独自の審査基準であるため、管理人自身も正確には分かりません。。。)
では、どのぐらいの年収ならゴールドカード審査に通るのか?
一般的な目安として、「満30歳以上、年収500万円以上」といわれています。また、安定的な収入が重視されているので、年収額に加えて勤続年数も重要です。年収500万円以上でも勤続年数1年未満でゴールドカードを取得するのは、かなり困難と思われます。(ヤングゴールドや格安ゴールドを除く)
ただし、年収500万円以上でも、次の項目に該当する方は審査NGの可能性があります。勤続年数、居住年数についてはどうしようもないですが、解消できる項目は解消して申し込むのが得策です。
 ・ローン返済やクレジットカード支払いの延滞がある
 ・収入、支払い限度以上の債務(ローン)を抱えている
 ・一度に3枚以上のクレジットカードに申し込んでいる
 ・勤続年数、居住年数が短い(目安は5年未満)

住居についてのカード審査

持ち家、賃貸、どちらが有利?
もちろん賃貸よりも持ち家のほうがカード審査では有利です。居住年数は長ければ長いほど有利。持ち家に長く住んでいれば、全く問題もありません。ただし賃貸でも居住年数が長ければ、安定した収入があって家賃が支払えていると見なされて、持ち家に遜色のない信用が得られると言われています。居住年数の目安は、約2年以上と言われていて、5年以上あればまず安心です。
電話番号
携帯電話でもOKなケースが増えてきましたが、やはり固定電話のほうが有利なようです。両方持っているなら、迷わず固定電話の番号を記載しましょう。たいてい携帯電話番号を記載する欄もあるので、持っている方はそちらも記載しましょう。
固定電話も携帯電話も持っていないという方はNGです。普通に考えて、電話連絡の付かない人にクレジットカードを渡すのは危険ですよね。

個人情報についてのカード審査

年齢
18歳未満だとほぼ100%クレジットカードを作ることができません。さらに18歳以上でも高校生の方は基本的にカードを作れないと思っていいでしょう。また未成年(20歳未満)の方がクレジットカードを作るには、親(親権者)の同意書が必要になることを覚えておきましょう。
ゴールドカードでは、入会資格に「満30歳以上」と明確に記載されているカードもあります。年齢資格を満たしていなければ確実にNGなので、気づかずに申し込んでクレヒスにキズをつけてしまうなんてことがないように入会資格はシッカリ確認しましょう。
また学生(大学・短期大学・大学院・専門学校)の方は、入会資格に「本人に安定継続収入のある方」とあるカードへの申し込みは不可なので気をつけましょう。
家族構成
特に家族構成に関しては、有利・不利はないといってよいでしょう。とにかく正直に記載しましょう。嘘を付いて損はしても得はありません。
「30代、配偶者・子供あり」とあれば、30代で所帯を持ち、配偶者・子供を養っていてシッカリしているという信用が得られます。対して「30代独身」とあれば、安定して金銭的な余裕もあり、カード会社にとってはオイシイお客さんといえます。どちらが有利なのかは定かではありません。

信用情報機関の情報=クレジットヒストリー

個人信用情報
クレジットカード会社では、カード申込用紙に記載した内容と合わせて、CIC(株式会社シー・アイ・シー)JICC(日本信用情報機構)KSC(全国銀行個人信用情報センター)などの信用情報機関が管理する個人信用情報(通称クレジットヒストリー、クレヒス)を参照して、審査を行ないます。
クレジットヒストリーとは、簡単に言うと「クレジットカードの使用履歴」です。クレヒスには、カード支払い履歴、キャッシングやローンなどの利用履歴から支払い延滞記録、事故情報(支払い拒否、不正利用、債務整理、自己破産)などさまざまな情報が含まれます。
カード支払い履歴のデータは最長2年間分、カード解約しても5年間はデータが残ります。支払い延滞は1日でも支払いが遅れるとデータに残ってしまう可能性があります。カード審査で大きなマイナス要素となるので注意しましょう。

クレジットカード申込用紙は丁寧に記載しましょう。

カード申込用紙は、例えるなら、就職面接の履歴書のようなものです。審査するのも人ですから、走り書き、乱筆の申込用紙を見て、いい印象を持ちません。不必要にマイナスイメージを与えるのは損ですから、キレイ字じゃなくても丁寧に楷書でカード申込用紙は記載するようにしましょう。

まとめ−クレジットカードの審査について

  • 年収は税込み額面で記載しましょう。
  • カード審査では安定した収入、職業が有利
  • 勤続年数は長いほど有利
  • 賃貸より持ち家、居住年数は長いほど有利
  • 電話番号は、できれば固定電話番号で。
  • 最後に、カード申込用紙は丁寧に記載しましょう。